アルミのフライパンの選び方
厚みで選ぶ
アルミのフライパンを選ぶ時には、フライパンの厚みに注目です。熱伝導率が高いだけに、薄いものだと熱で変形することもあるようなので、厚みがしっかりとあるフライパンを選ぶようにしたいところ。
底がしっかりと厚く作られているものもあり、耐久性がしっかりしているものが良さそうです。熱伝導性が上がって、調理時間の短縮にもつながりそうなので、厚みが何mmあるのかはしっかりと確認しておきたいですね。
鋳造製か板製かで選ぶ
板製のフライパンに比べて鋳造製は熱で変形しにくいと言われています。コーティングされたフライパンに比べて、ノンコーティングのフライパンはそれほど頻繁に買い換えることもないでしょうから、しっかりとした作りのものを選びます。
素材で選ぶ
同じアルミニウムのフライパンでも、使われているアルミニウムの素材に違いがある場合があります。例えば、3000番系のアルミニウムは、耐久性や耐摩耗性に優れていると言われる合金です。どのような素材が使われているかもチェックしておいて損はなさそうです。
特殊な工法が使われているもので選ぶ
フライパンの強度をさらに上げるために、曲げ加工を行うなどの工夫がされたフライパンもあります。しっかりと耐久性が高められているフライパンが長く使い続けていくポイントになりそうです。
フライパンと持ち手の結合部分がしっかりしているかで選ぶ
アルミのフライパンは熱が伝わりやすいので、側面部分と持ち手の結合部がしっかりしているものを選びたいところです。小さいリベットなどで留められていると、調理中の熱で変形してしまった時に持ち手とフライパンにぐらつきが出てしまうことも考えられるので、できるだけしっかりと留められているものが良いですね。
持ち手で選ぶ
アルミフライパンの持ち手は大抵がアルミ製でできているだけに、熱伝導性の高いアルミニウムなだけに持ち手が熱くなってくることは避けられません。そこで、商品によっては、専用のシリコンハンドルのようなものが別売で用意されているものもあります。
何かしらを介してハンドルを持つ必要があるとすれば、別売だとしてもシリコンキャップのようなものを併用してお使いになると安心して使えそうです。