テフロンのフライパンの選び方
テフロンのグレードで選ぶ
テフロンのフライパンは、その名前の通り内側がテフロンコーティングされており、このコーティングが命と言えるくらいにコーティングが重要。コーティングが剥がれてしまったらただのフライパンになってしまいますからね...。
テフロンコーティングにはグレードがあり、コーティング層の数や厚みに違いがあり、下地処理やセラミックコーティング層がプラスされたりと、グレードが上がるにつれてコーティングが豪華になってしっかりとしたものになります。
グレードにはコーティング耐久性指数という数字が割付けされており、100のテフロンベーシックから始まって、200、300、500、600と数字が上がっていく程、耐久性や耐ひっかき性が上がるようです。
テフロンの最高グレードと呼ばれている600のプラチナプラス加工であれば、焦げ付きにくくて、くっつきにくい使い心地がより長持ちすると考えられますし、その期間は大体2年くらいもつと言われています。
また、コーティングのグレードによっては、金属ヘラが使えるとされています。
例えば、プラチナプラスはコーティングが硬いだけに、金属のヘラも使えるとされていますが、やっぱりコーティングを長持ちさせるためにも、金属のヘラは使わない方が良さそうです。金属ヘラをお使いになる場合は、先が尖っているものではなくて、丸くなっているものを使うよう推奨されています。
使っていくと徐々にくっつきにくさも失われていくのは仕方ないところ。そう割り切って使うにしても、より長く快適に使っていく為に、出来るだけグレードの高いコーティングのフライパンを選びたいところです。
IH対応かどうかで選ぶ
IHに対応しているテフロンのフライパンもありますが、中にはIHに対応していないものもちらほら見かけます。
中には全ての熱源に対応しているものも。
お使いの熱源に対応しているかどうかはしっかりとチェックしておきたいところです。特に、IHをお使いの方は、IHに対応しているフライパンかどうかは忘れずに確認してください。
鍋の厚さで選ぶ
テフロンのフライパンは他の素材のフライパンに比べて比較的軽く作られており、くっつきにくいだけでなく、軽さからも人気を集めています。
フライパンの素材自体はアルミニウム製のものが多いので、鍋底の厚みが薄いものだと熱によって変形してしまうことも考えられます。底の厚みはしっかりとあるフライパンを選びたいところです。
アルミニウム製の中でも、鋳物型のキャスト製フライパンがしっかりとしていてオススメです。
アルミニウムとステンレスの2層構造で耐久性を高めているものもあります。
熱伝導性で選ぶ
アルミニウム自体が一般的に熱伝導率が高いと言われているので、アルミニウム製のフライパンであれば熱が均一に伝わりやすいと考えられますが、効率をさらに上げるために、底面が特殊加工されているものもあります。
例えば、こちらのフライパンのは底面が波型に加工されることで、火に当たる部分の面積が増えて熱伝導率が上がっているそうです。
見た目で選ぶ
フライパン内側はどれもテフロンコーティングならではの、黒とも紺とも見える独特な色ですが、外側はアルミにヘアラインを施したものや、白、赤などのカラーのものもあります。
こちらの赤のフライパンはキッチンのアクセントにもなりそうですね。お使いのキッチンに合わせてフライパンを選ぶのも良さそうです。